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るたろぐ

20歳。地理、政治、まちづくり。

やっぱり共産党はダメだなぁと思った件。

政治・選挙

現職では全然ダメだと思う。でも、相手が共産党では仕方がない

―投票所のパーテンションの奥で聞いた"市民"の声はリアルだった。

 

私が先日、東京のある市長選挙で投票事務に関わったときの話である。保守系の現職vs共産党系の新人という「よくある」構図。私自身、結果は見えているものと思って現場に向かった。

 

投票率が30%とか40%とかにとどまる昨今においては、選挙に訪れる人なんて高齢者ばかりである。それ自体が悪いことなのではないのだが、いずれにせよ、こちらの選挙でも多分に漏れず大半が高齢者で占められていた。

 

ヨソモノの私が容易に評価できるものでもないが、ここでの選挙の主な争点は「教育・福祉」関係の施策だったように思える。現職が実績を強調するばかりで曖昧な将来ビジョンしか描けていないのとは対照的に、共産党系の新人は「学校給食の無料化」という極めて具体的で現実的な施策を掲げていたことが印象に残った。

 

※学校給食の無料化というと一見、突飛な印象を持たないわけでもないが、一部の自治体では既に実施されている。以下URLは兵庫県相生市の学校給食無料施策に関する産経の記事。若年層の流出を食い止めている点が評価されている。

 

このことが影響してか、高齢者ばかりの投票所にあって、若い子育て中の主婦層の多さが際立っていた。彼女らはいわば「失われた20年」世代―物心ついた頃には東西冷戦も終わっていた世代、なのであって、共産党への抵抗感は小さいように思われる。これは推測でしかないが、ともすれば、彼女らは現職への不満から進んで共産党系の新人へ票を投じに来た、と考えることは不合理ではないのではないか。

 

このことが、私の共産党への失望感を増幅させることになった。

 

いつものように傍から見ている分には、ああまた同じような選挙だな、現職が安定して再選するだろうな、で話は片付くのである。しかし、私は幸か不幸か選挙に訪れる「ママさん層」の存在に気付いてしまった。彼女らは確かに共産党系の新人が掲げる施策に共感したはずである。しかし以下の現実がある以上、そんな期待は永遠に裏切られ続ける。そのことに、共産党の不誠実さを感ぜずにはいられなかったのである。

 

ほとんどが彼女らより上の世代で占められる"市民"の声は冒頭の言葉に要約できるのではないかと思われる。それは当然、彼らの選挙運動の不誠実さに起因するものである。すなわち、彼らは重要な「教育・福祉」施策より以前に「日本共産党推薦・超党派戦争法廃止・オスプレイ配備反対」を全面に出して選挙を戦った、だから彼らは期待に応えられるはずもなくトリプルスコアで敗れるのである。

 

せっかく一部の層から期待を寄せられていても、その期待にすら応えようとせず党勢の確認ぐらいにしか選挙を考えていない共産党に、「アベ政治を本気で止める」ことなどできるのだろうか。彼らは野党共闘を必死に喧伝するが、それは地方の首長選挙で「超党派戦争法廃止」を掲げれば実現するものなのだろうか。本当に共産党は不誠実である。

 

国政選挙レベルでは野党共闘も結実しつつあるが、それは候補者を調整するという表面的な事実に過ぎず、本当に勝とうと思うのなら、まず地方の首長選挙レベルから「期待に応えられる候補」を出すように共産党は体質を改めるべきである。具体的には「共産党隠し』をしてでもリベラル候補として売り出す・地方選挙で『戦争法廃止』を掲げない」などであろうが、いずれにせよ、それらは勝つためのまっとうな戦略を練るに過ぎない。

 

別に、共産党系の市長が誕生したからといって市政にドラスティックな転換が起こるわけではない。確かに共産党は「何でも反対」のイメージが強いが、実際にはどこでも議会に出される議案の70%程度には賛成しているというし、現に埼玉県蕨市などで共産党系の市長が市政を担っていても大した問題にはなっていない。期待に応えられるまっとうな市政運営、ひいては政権運営ができるというのなら、共産党はダメだと言われる根本的な原因に真摯に目を向けて、体質を改める努力をすべきである。

 

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